【第1回】みかさパーク共同事務所 代表 竹村徳広・堀川敏毅

ここでは弊所をより深く知ってもらおうということで、弊所にゆかりのある方をご紹介いたします。
今回は第1回ということで、代表社員の竹村、堀川を、我々の自己紹介を兼ねてご披露いたします。
よろしくお願いいたします。

竹村

皆さま、初めまして。税理士法人みかさパーク共同事務所の代表社員、竹村徳広です。地元の横須賀に事務所を置くことができましたことに、まずはお礼申し上げます。末永く、よろしくお願いいたします。

堀川

同じく代表社員の堀川敏毅です。竹村とは横須賀高校の同級生です。地元で開業できたことを大変うれしく思っております。

あのころと今

竹村

堅苦しいのはここまで。ここからはいつも通りにいこう。ほりさんと一緒に事務所を立ち上げるなんて想像もしなかったね。

堀川

そうだね。確かにたけちゃんとは高校3年間、同じ4組だったけど、卒業後は長いことバラバラだった。僕は九州で大学時代を過ごし、就職までしちゃったから。

竹村

もうだいぶ昔のような感じがする。自分たちの就職活動はバブル末期で、就職活動自体は完全な売り手市場だった。その頃は会計士になるなんて思ってもみなかった。

堀川

僕もそう。新聞社でスポーツ記者として働いたけど、税金のことは全く無関心。例えば、年末調整をすれば必ず還付金があるって思いこんでいたぐらい無知だった。

竹村

自分は、大学は商学部に入学して、その流れで都市銀行に入った。大きな組織ってどういうものなのか、銀行の側から取引先をどう見ているのか、などを体感できたことは大きいと思っている。

堀川

銀行に懲りて銀行を辞めたかと思っていたら、監査法人でも金融機関の監査をやっていたんだね。

竹村

10年くらいやっているよ。上場している地方銀行や信用金庫を中心にね。今度は監査という立場から見ているから、会社がどのように評価されて、それが財務諸表にどのように影響するのかということがよく理解できた。

堀川

我々の仕事の一つとして、事業計画書や経営改善計画書など会社側から金融機関に提出する資料作成のお手伝いがあるよね。金融機関の方々とは切っても切り離せない関係だから、その経験は貴重だよ。頼りにしています。

竹村

そうだね。うまく経験を生かしたいと思っている。

堀川

IPOや非営利法人の監査経験もあるって言っていたよね。

竹村

公益法人や学校法人の監査もやっていて、最近話題になっている社会福祉法人や医療法人の監査にも対応できるよ。IPOについては、縁があれば是非、横須賀で上場支援の業務をやってみたいと思っている。

堀川

都内の税理士法人にも勤めたけど、そういう案件は全く経験がない。頼もしい限りです。

遠回りを力に

竹村

自分たち、お互いの長所を生かして、相乗効果が生まれればいいよね。ほりさんもこの業界ではかなり異色の経歴じゃない。

堀川

確かに新聞記者の経験がある税理士は聞いたことがないかも。でも、畑違いとよく言われるけど、意外と違和感はない。新聞記者には取材先、税理士には顧問先が欠かせない。その意味では共通点はあると思う。

竹村

なるほど、そうかもしれない。人とのつながりは大事だよね。自分たちの世代ってバブル景気のいい時代も少しかじっているからかな。楽観的で前向きだよね。

堀川

この業界は数字を扱うので、間違いははっきりと分かる。そのプレッシャーはあるよ。でも、感謝される仕事なのでやりがいはある。記者時代は嫌なことも聞かないといけないからあっちいけってことも多かった。ネタがない時なども精神的にきつかったなあ。

竹村

これまでの事務所では、製造業や飲食、建築関係が担当先で多かったって言っていたよね。

堀川

そう。これまで4か所の事務所で勤務したけど、印象に残っているのは、フランチャイズに加盟してふぐ料理屋を経営していた社長。接待などが減り、業績が低迷していた。そこで、業態転換をお勧めして自社での居酒屋に切り替えていただいた。社長はふぐ調理師の免許を持っていて、こだわりがあったようだけど、決断していただいた結果、今では5店舗に拡大。成功を収められている。

竹村

この前行ったあの店だね。繁盛していたな。嬉しい話だよね。

堀川

建設関係も多かったけど、通常の月次監査、決算業務のほか、入札参加に必要な経営事項審査の手続きを行政書士さんが行う上で必要な、財務諸表づくりなどもしたね。

竹村

最近の傾向としては、事業承継に悩まれている経営者は多いね。

堀川

そうだね。後継者で悩まれている経営者が多く、後継者がいないという悩みも多いよね。僕が経験したのは、後継者が急死してしまったケース。ショックを受けた社長は商売をたたむ選択肢を選ばれたんだけど、そのサポートをさせていただいた。

竹村

代替わりしていても自分の色をどう出すか悩まれている新社長も多いよね。新社長の多くは我々と世代も近い方が多いので、身近な相談相手として共通の視点からお話することはできると思うよ。まあ、自分たちは税理士業務以外にも遠回りしたせいで、余計な経験を無駄にしているからね(笑)。

新サービスも

竹村

お客様の状況を数字に表すのが会計事務所の主な仕事の一つ。でも、弊所はそれだけではなく、お客様のニーズに合わせて会社の状況を活字にするサービスも提供する予定だよね。補助金や助成金の申請書などを作成代行するサービスなどはよくあるし、弊所でも請け負うことは可能だけど、それだけじゃないよね。

堀川

経営支援の一貫として弊所が企画していることは、他の会計事務所にはないものだと思うよ。例えば、自社ホームページを作った後、更新せずに放置している会社も多いよね。ホームページといえば今や当たり前の営業ツールなのに、埋もれさせる手はない。そこで、弊所では社長のご要望をお聞きして、ホームページに記載すべき内容のアドバイスをさせていただく。読ませ方は分かっているのでそのノウハウを存分に駆使してお手伝いしたい。

竹村

金融機関の監査の関係で毎年たくさんの会社の事業計画書や報告書を見てきたけど、意外ともっとこう書けばより伝わるのに、っていうケースは多いよ。

堀川

報告書類をはじめとするビジネス文章の書き方はもちろんだけど、ホームページをどう更新すればいいのか分からないという悩みもかなりあるのでは、って思っている。

竹村

お客様と一緒に成長できる事務所にしたいね。自分たちもここに至るまで様々なバックグラウンドがあるので、自分の経験を踏まえて、仕事でのご相談はもちろんのこと、仕事以外でのご相談にも対応したいと思っている。

堀川

今でも日々、勉強だよね。特に税法は改正も多いから、情報を更新していかないと対応できない。この歳になっての勉強はちょっと辛いけど。

竹村

全く同感。でも、新しいことを知ることは楽しい。この前、紹介した東京の勉強会、どうだった? 最新の情報を仕入れるには最適だよ。また、お客様から教えられることもたくさんある。ありがたいことです。

堀川

まずは事務所を軌道に乗せないといけないけど、せっかく地元に戻ってきたのだから、地元に貢献したいっていう気持ちもあるよね。

地元への思い

竹村

うん。横須賀っていいところだよ。人口減少などばかりが注目されているけど、自然も適度に残り、都心までの通勤も十分可能な距離にある。まだまだ捨てたもんじゃない。

堀川

その通りだね。例えばだけど、横須賀にはいくつ信用金庫の本店がある?

竹村

2つかな。

堀川

その通り。同一市内に2つ信用金庫の本店がある。それって、県庁所在地以外では極めて珍しいみたいだよ。

竹村

経済的な基盤はあるということだね。行政もバックアップに力を入れているんでしょ。

堀川

創業および経営改善の支援体制がある。創業期については、低価格でオフィスを借りられたり、セミナーでノウハウを学べたり、融資の利子補給が受けられたり。経営改善については、低利の融資制度やYRPのテナントビル入居に対する補助などがあるね。

竹村

そういう情報もお客様にどんどん発信していきたいよね。

堀川

我々の仕事は地元の中小企業、個人事業主の方々と直結しているから、地元経済の元気がなくなるということは我々にとっても死活問題。みんなで知恵を出し合って何とか盛り上げていかないといけないね。

竹村

そのためにはできる限りのことはやるつもり。地元に恩返ししたい気持ちはあるよね。安心して任せていただける事務所にしていきたい。

プロフィール

竹村 徳広(たけむら やすひろ)

昭和43年5月生まれ。
県立横須賀高から早稲田大商学部。
三和銀行から一般事業会社、太陽有限責任監査法人勤務を経て独立。
高校ではラグビー部。

堀川 敏毅(ほりかわ としき)

昭和43年11月生まれ。
県立横須賀高から九州大文学部、筑波大大学院ビジネス科学研究科。
西日本新聞社から会計事務所等勤務を経て独立。
高校ではサッカー部、大学ではアメリカンフットボール部。